Interview
06-2

後編
Kさん 化バイ先生
化学・バイオ工学科
2024年度入学
秋田県出身
Kさん
化学・バイオ工学科
学科広報担当教員
化バイ先生

支え合う仲間と、学都仙台で広がる挑戦

化バイ先生

学びの中で、仲間の存在はどのような支えになっていますか。

Kさん

一人で抱え込まず、互いに理解を深められる環境 化学・バイオ工学科では、学生実験や課題、レポートなどが多く、一人で抱え込むと行き詰まってしまうこともあります。そのようなときには、友人と相談したり、課題の考え方を話し合ったりしています。

例えば有機化学の課題では、友人と答え合わせをすると、異なる答えや考え方が出てくることがあります。その違いについて話し合うことで、単に正解を確認するだけでなく、自分自身の理解も深めることができます。

学年全体の雰囲気を一言で表すなら、「お互いに高め合える仲間」です。学生実験で同じ班になったことをきっかけに、それまで話したことのなかった人とも自然に交流が広がりました。分からないことを気軽に聞き合い、助け合える関係があるからこそ、忙しい試験期間やレポート提出も乗り越えられていると思います。

化バイ先生

仙台での学生生活はいかがですか。

Kさん

学びにも挑戦にも集中できる仙台での暮らし 秋田県出身の私にとって、仙台は交通の便が良く、とても暮らしやすい街です。飲食店やカフェも多く、勉強の合間に友人と過ごす場所にも困りません。

学業以外では、飲食店でのアルバイトや学生団体でのイベント運営にも取り組んでいます。アルバイトでは、大学とは異なる世代の方々と働く中で、相手の立場に立って考えることや、業務が円滑に進むよう先回りして動くことを学びました。

学生団体では、学科とは異なる専門分野を学ぶ学生と出会い、協力してイベントをつくり上げる経験をしています。今年度はイベント企画の代表も務めており、周囲に支えられながら、仕事の分担や進行を考える力が少しずつ身についてきたと感じています。

また、短期留学を二度経験したことで、多様な文化や価値観に触れる機会も得ました。自分とは異なる考え方を持つ人と関わることへの抵抗がなくなり、新しいことに自分から挑戦しようと思えるようになりました。

環境問題への関心を、材料とプロセスの両面で

化バイ先生

入学前に不安だったこと、また東北大志願者に伝えたいことはありますか。

Kさん

「工学部だから」とためらわず、自分の関心を大切にしてほしい 入学前は、工学部なので女子学生が少ないのではないかと少し不安に思っていました。しかし、化学・バイオ工学科は工学部の中でも女子学生の割合が比較的高く、実際に入学してみると、自然に話せる仲間が多いと感じました。

学生実験では、女子学生が多い班になることもあれば、男女を問わずさまざまな学生と協力する機会があります。最初はあまり話したことがなかった人とも、実験をきっかけにすぐ打ち解けることができました。

工学部には少し硬いイメージを持つ人もいるかもしれませんが、化学・バイオ工学科には、自分のやりたいことに真剣に取り組み、お互いに支え合いながら学んでいる学生が多くいます。化学に少しでも興味があり、研究をしてみたいと思うなら、ぜひ化学・バイオ工学科を選択肢に入れてほしいです。

化バイ先生

将来はどのような進路を考えていますか。

Kさん

環境問題の解決に、材料とプロセスの両面から関わりたい 現時点では大学院への進学を考えており、その後は化学系メーカーで研究開発に携わりたいと考えています。

入学当初は、プラスチック問題をはじめとする環境問題を解決したいという思いが強くありました。大学で学ぶ中で、環境問題へのアプローチは一つではないことに気づきました。

例えばプラスチック問題では、環境にやさしい新材料を開発することだけでなく、その材料を社会に届けるための大規模なプラント設計や、効率的なリサイクルプロセスを構築することも重要です。材料そのものと、それを社会で活かすための仕組みの両方から、環境問題の解決に関わっていきたいと考えています。

化学・バイオ工学科では、化学、生物、物理、数学、化学工学などを横断的に学びます。その幅広い学びを活かして、将来は多角的な視点から課題を考え、社会に役立つ研究開発に取り組みたいです。

化学が少しでも好きなら、大学で「なぜ」を深めてほしい

化バイ先生

最後に、化学・バイオ工学科を目指す高校生へメッセージをお願いします。

Kさん

化学が少しでも好きなら、大学で「なぜ」を深めてほしい 化学・バイオ工学科には、有機化学や無機化学、化学工学、バイオなど、さまざまな分野があります。高校で学ぶ化学に興味がある人はもちろん、理系科目が好きで、大学に入ってから自分に合う分野をじっくり見つけたい人にも向いている学科だと思います。

大学での化学は、答えを覚えるだけではありません。「なぜこの反応が起こるのか」「どうすれば社会に役立てられるのか」を、原理から考えます。学ぼうと思えばどこまでも深く学べることが、大学で化学を学ぶ大きな魅力です。

化学が少しでも好きで、研究に挑戦してみたいという気持ちがあるなら、ぜひ化学・バイオ工学科で、自分自身の興味を広げていってほしいです。

Kさん

N ext Ways