研究室公開化学・バイオ系研究棟 6階 W602号室
光る分子のデザイン -物質の超高感度分析を目指して-
応用化学コース環境分子化学分野(壹岐研究室)
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これまで測ることができなかった物質を測ることができるようすることは、新しい事実の発見を可能にし、新技術の開発、さらには私たちの生活を豊かにすることにつながっていきます。医療や環境分析の現場では、まだまだ測ることが難しい物質がたくさんあります。私たちの研究室では、発光や発色を示す金属錯体をデザインし、それに基づく新しい分析法の開発を行っています。
研究室公開では、このような光る分子の設計例として、光吸収アンテナを持つ希土類金属錯体を紹介します。この金属錯体は、高効率の励起、可視から近赤外領域における先鋭な発光スペクトル、長寿命発光など、生体の分析や微量物質を測定するにあたって非常に魅力的な特徴を持っています。参加実験で、実際にこの光る分子を作り、鮮やかな発光を観察してみましょう。