東北大学 工学部 化学・バイオ工学科

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見学コースI

研究室公開化学・バイオ系研究棟 5階 E503号室

未来を開く新材料 -機能性セラミックスの世界-

応用化学コース極限材料創製化学分野(滝澤研究室)
http://www.che.tohoku.ac.jp/~aim/

物質の性質から“材料の機能”へ
 私たちは、様々な“材料”に囲まれながら生活しています。この“材料”という言葉はどのような意味を持つのでしょうか?
 森の木々は安らぎを与えてくれる自然の恵みですが、家を造る際には“木材”という材料になります。地表のやわらかな土は、形をととのえて窯で焼くと陶磁器になります。“材料”である土が、造形・焼成という“加工”によって陶磁器というセラミックス製品となるのです。つまり、ある物質の性質に着目して、それを積極的に利用しようとするとき、“ 物質”は“材料”になり、“性質”は“機能”となるのです。
 ここで、特別に有用な性質をもつ材料を“機能性材料”と呼んで区別します。この“機能性材料”は、低い温度で電気抵抗がゼロになる“超伝導材料”や、紫外線を照射すると可視光線を放出する“蛍光材料” など、私たちの生活をより豊かにしてくれる材料です。

見てみよう!
機能性材料には非常に多くの種類があり、当研究室でのテーマも様々です。今回は、その中から機能性“セラミックス”に注目して、
・電子材料(コンピューターには欠かせません)
・蛍光材料(暗闇で紫外線を照射すると光る!)

未来を開く新材料

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