共同研究募集

松本研究室との共同研究

東北大学大学院 工学研究科 応用化学専攻 原子・分子制御工学講座 松本研究室では,研究室で独自開発した以下の装置は,共同研究を通じてご利用いただけます。


私たちの研究に関心があり話を聞きたい,共同研究の相談をしたいなどお気軽にお問い合わせください。


(1)ガルバノ走査型パルスレーザー堆積装置(Galvano-PLD)

特長:複数のターゲット材料をレーザー走査により,高速かつ堆積量をナノレベルでデジタル制御可能な新型のPLD装置です。


組成を系統的に変化させた薄膜を高速に作製することができます。
また,薄膜成長方向に組成を段階的,あるいは連続的に変化させた傾斜組成薄膜の作製にも適しています。



参考文献:
第63回応用物理学会春季学術講演,東工大大岡山キャンパス,22-H103-3,20163-22

(2)高温真空レーザー顕微鏡装置

特長:高真空下で,最大1800℃まで加熱しながらレーザー顕微鏡観察ができる装置です。


金属組織の熱挙動,酸化・過程や薄膜の基板からのディウェッティング,溶液成長界面の直接観察などが可能です。



参考文献:
Cryst.Grown Des.,17,2844-2851
DOI:10.1021/acs.cgd.7b00325(Article)

(3)PLD-真空電気化学装置

特長:電極試料のPLD合成から,電気化学測定までを大気暴露せず行なうことが可能な装置です。


イオン液体を電解質に用いれば,電気化学測定も真空下で行なえます。2次電池電極材料や電極触媒の探索,さらには非破壊の半導体特性の評価に有効です。

参考文献:
Chemical Physics Letters,655-656
DOI:10.1016/j.cplett.2016.05.026 (Article)
Phys. Chem. Chem. Phys.16, 24784-24789, 2014
DOI:10.1039/c4cp03280b (Article)


また,Vapor-liquid-solid法をベースとした,酸化物・セラミックスのフラックスエピタキシー,イオン液体を介した薄膜,結晶成長の共同研究・技術指導も承ります。



参考文献:

イオン液体を用いた真空材料プロセス THE CHEMICAL TIMES ,246 ,14-19 (2017)


(Article)

“フラックスエピタキシー:酸化物完全単結晶薄膜への挑戦” 機能材料.28.21-26 (2008)




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お気軽に下記の連絡先へお問い合わせください。

お問い合わせ・連絡先

松本研究室
〒980-8579
宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-07
化学・バイオ系研究棟 本館4F
TEL:022-795-7266 FAX:022-795-7268

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