東北大学 東北大学 大学院工学研究科・工学部 化学・バイオ系

化バイについてわかる10のコト

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化バイだから学べること

東北大学工学部 化学バイオ工学科(化バイ)ならでは!
北川 尚美教授に聞きました!

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東北大学大学院工学研究科 化学工学専攻
反応プロセス工学分野

titleみなさんは化学が好きですか?それとも難しいと感じていますか?

化バイは「化学が好き」「化学はおもしろい」という方だけでなく、「苦手だけど可能性を感じる」人にもぴったりの学科です。化学・バイオ工学科(通称『化バイ』)は化学の知識で暮らしや未来の地球をもっと良くするための新しい物質の創出や、持続的に供給していくための教育と研究を行っています
応用化学化学工学バイオ工学の3コースがあり、それぞれのコースを専攻するだけでなく、「3コース一体教育」という、東北大学ならではのユニークな教育方針で、柔軟かつ優れた対応能力を持つオールラウンドプレーヤーとなる人材を育成しています。

title高校で学んできた化学と大学で学ぶ化学の違いを考えてみよう

高校で学ぶ化学も物理も、すべて「基礎」や「最先端」の研究に繋がっています。高校の化学は覚えることがたくさんあり、暗記が大変!と思っていたりしませんか?もしかすると、「ただ覚える」のが大変なだけかもしれません。「どうしてこうなるのか」を体感し、自分が自由に使える化学の知識として体得した時、学生さんたちの目はキラキラと輝き始めます。
「化学はすごい」「化学はおもしろい」「化学がわかるってかっこいい!」というところまで行くためには、ほんのちょっと知識のつけ方の違いだけなのです。

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title化バイの先にはどんな未来があるだろう?

大学卒業後の未来を考えてみましょう。3つの分野を横断的に学ぶので、もし技術者や研究者になったら、新しい視点で物事を見て、考え、提案できることができる人になるはずです。技術者や研究者でなくとも、社会に出ると常に新しいアイデアや改革、進化が求められるようになります。化学の知識を持って変革に臨むことができれば、多様化し、変化が止まらない時流の中で必要とされる人材になることができると思います。

今、世界中で「カーボンニュートラル」や「気候変動」、「パンデミック」などが深刻な課題になっていますが、数年後にはまた別の社会課題が存在しているかもしれません。どのような課題であったとしても、知識と技術を身につけてさえいれば、どんな問題にも対応できるはずです。学生のうちにしっかりと化学とバイオの基礎を身につけ、さらに研究室に配属されてから自ら考え、仲間と議論しながら研究をしていくことで課題を解決していく知識と力を身につけていきます。しかも持っている知識は3分野にまたがるわけですから、課題に対してどの技術を使うか、どれが一番良い方かを探り、さらにそれに適応する新しいシステムまでも創り出すことができるのです。
未知への挑戦は社会課題だけでなく、日常のイノベーションにも及びます。化学のチカラで新しい道を拓く!そんな未来を一緒に描いてみませんか?

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