東北大学 工学部 化学・バイオ工学科

学科紹介

4年次バイオ工学コース

生物を学んで利用する。材料・農業・医療分野を切り拓く
新たな「ものづくり」を開発しています

生物は、膨大な数の分子が集まって様々な化学反応を調節して動いている究極の化学プラントとみることができます。 現在では、様々な生命現象が分子を使って説明されるようになり、その知識は農業・環境・医療分野などへ広く利用されています。

例えば、細胞に新しい化学反応を組み入れて生物資源からバイオ燃料や医薬品を合成することや、 細胞をがん化させる連鎖反応を食い止める分子を設計することが行われており、分子の知識が無くてはバイオテクノロジーの開発を行うことができません。

本コースでは、分子の視点から生物の仕組みを理解・解明すると共に、その研究を利用して、生物のもつ緻密な機能を利用・模倣した物質変換、 バイオ医薬品合成、治療システムの開発を研究しています。 新しい機能をもつ酵素、抗体、膜タンパク質、生体模倣触媒を発見・開発し、それらを化学反応や細胞へ利用することで、 環境低負荷なバイオポリマー合成、細胞を使った有用物質生産、過酷な環境で生育できる植物、副作用がないバイオ医薬などを創りだしています。

さらに、工学部ならではの微細加工技術を利用して化学反応や細胞をモニタリングするバイオデバイスの開発もおこなっており、 分子スケールの理解から新しい物質だけでなく細胞やデバイスを創りだす人材を育成することで、 環境調和な社会の実現と人の健康・安全に貢献することを目指しています。

さあ、みなさんもバイオ工学コースで、分野にとらわれないバイオテクノロジーを学び、オンリーワンなバイオエンジニアになってみませんか?

在学生の声

在学生の声

バイオ工学コース4年

山田 えりかさん

青森県立弘前高等学校 出身

応用研究を学んで社会に役立たせたい

将来は食品関係の企業に就職したいと考えているため、バイオ工学コースに決めました。卒業研究では、大豆の根に含まれる酵素の同定を行っています。

イソフラボンの生合成に関係する酵素を明らかにするため、ダイズ由来の酵素を大腸菌で異種発現させ、必要な酵素が得られたかどうか検証します。 実験中は、大腸菌のコンディションにまで細心の注意が必要です。 また、同じ条件で実験をしても結果が違うこともあるため、 同じ実験を何度も繰り返す根気のいる作業が続きます。

研究室に配属されて、自分で考えたり判断したりする場面が多くなりました。 より専門的な知識が求められることもあり、3年生まで様々な教科の勉強をしてきたことが役立っています。 イソフラボンは一般にも知名度があり、企業なども興味をもっている対象です。 研究で学んだ知識を就職先で生かせるように頑張りたいです。

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