三浦研究室を継承し、化学工学としてエネルギーや物質を生産するプロセスにおける高効率化および新規プロセスの可能性・安全性の検証や低コスト化を目指し、計算力学を駆使し、より良い社会の構築へ貢献する。
しかしながら、計算で必要なデータが全て公開されていることは少なく、解析済みの例も少ないのが実情である。そのため、計算だけではなく、実験による現象の観察にこだわり、実験と数値解析の両方に携わってきた。
例えば、エネルギーの研究では、以下のとおりである。
この間でガス化反応式がなければ、自分で実験して求めることになるし、ふく射伝熱モデルとして6-Flux法かDO法か、どれを採用するか?自分で計算手法をも開発することになる。
そのうえ、計算時間が多く費やされる場合には、行列式の計算法を工夫したりするので、大変面倒な作業となる。
これまで挑戦してきた主たるプログラムは下記のとおりである。
上記のように、エネルギー創出・利用技術だけではなく、材料製造過程にまで数値計算は様々な分野に利用されている。しかも熱利用だけに留まらず、環境を考慮したエネルギー・原料資源の利用を研究するように変わっている。
このため、数学、物理、化学といういわゆる科学的知識を用い、研究を社会に役立てるという使命を自覚し、より豊かな人間生活を送れるように貢献し続け来たと自負しております。
しかしながら、これらの解析は一朝一夕には行えず、それだからこそ、やり甲斐もあるのですが、数値計算の中では非常に難しく、この手法を身につけたら、国家試験のある資格など不要ぐらいの技術であると実感できることを保証します。
今後、原材料やエネルギーの獲得が困難になっていくと予想されますが、よりいっそうの工業プロセスの効率化や、新規プロセスの開発、プロセストータルでの省エネルギーなど、なすべきことがたくさんあります。研究室というチームで自己を研鑽し、コミュニケーション能力を高め、将来を担うことができる一流の技術者・研究者に成長することを期待します。
研究室は、自由な雰囲気で明るくたくましい野武士集団であり、 研究室の行事を通して、健康な心身の養成という点から様々な企画を行っております。
4月花見、5月ハイキング、7月夏旅行、芋煮会、 11月ふいご祭り・球技大会、12月忘年会、3月追いコンや、各種研修打ち上げなどです。 夏旅行では、ビーチバレーボール大会を行い、 11月の球技大会では、野球場を借り、ソフトボールを行い、 酒を呑むなど気楽な雰囲気を楽しめる研究室でもあります。
学生は、研究テーマを創作し、 常に論文発表および国際会議での講演を目標に研究してもらっている。
数値解析は論理的に物事を考えるために役立ち、将来の夢を実現するための基礎ともなります。
ぜひ、挑戦して欲しいモノです。
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