化学・バイオ系講義棟 2階 中講義室
シミュレーションで“視る”化学
〜ナノ材料の動きとその可視化~
久保 正樹 教授
M-1: 7月30日(水) 14:00~14:45

私たちの身のまわりにある材料は、分子や原子で構成されています。また、粒子などの非常に小さい構造体で構成される材料があります。ナノスケール(10億分の1メートル)の世界では、ほんの少し構造を変えるだけで、材料の性質や機能が大きく変わることがあります。
しかし、そのような小さな世界は、ふつうの実験ではなかなか見えません。そこで登場するのが「コンピュータシミュレーション」です。分子や原子、粒子がどのようにふるまうかを、まるで映像のように“視る”ことができます。
この講義では、シミュレーションでどのようにナノの世界を可視化できるのかを、実際の映像を交えながら紹介します。