東北大学 工学部 化学・バイオ工学科

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見学コースG

光る分子のデザイン
-物質の超高感度分析を目指して-

<化学・バイオ系研究棟 6階 W602号室>

 これまで測ることができなかった物質を測ることができるようすることは、新しい事実の発見を可能にし、新技術の開発、さらには私たちの生活を豊かにすることにつながっていきます。医療や環境分析の現場では、まだまだ測ることが難しい物質がたくさんあります。私たちの研究室では、発光や発色を示す金属錯体をデザインし、それに基づく新しい分析法の開発を行っています。
 研究室公開では、このような光る分子の設計例として、光吸収アンテナを持つ希土類金属錯体を紹介します。この金属錯体は、高効率の励起、可視から近赤外領域における先鋭な発光スペクトル、長寿命発光など、生体の分析や微量物質を測定するにあたって非常に魅力的な特徴を持っています。参加実験で、実際にこの光る分子を作り、鮮やかな発光を観察してみましょう。

光る分子のデザイン

生まれ変わるプラスチック

<化学・バイオ系研究棟 6階 E603室>

 地球環境を脅かすもの、それは「廃棄物」です。生命体は、必要なものを摂取し、いらなくなったものを排出して生きています。地球も同じように生きているのです。
人類が豊かさだけを求めると・・・・・地球は泣いています。


 今、地球環境を真剣に考える時が来ています。


 今、「地球環境問題」、「資源エネルギー問題」の解決に向けて、新しい「リサイクル」技術の開発が不可欠です。

~廃棄物が化学原料に!~

 廃プラスチックを、元の原料に戻すだけでなく、さらに付加価値の高い原料に転換する化学について紹介します。
 「いらなくなったPETボトルやポリ塩化ビニルが、こんな化学反応で生まれ変わるの!?」
 プラスチックのリサイクルを通して、化学の世界に皆さんを招待します。
 驚きの一瞬と新しい発見があるかもしれません。

生まれ変わるプラスチック