末永 智一
Matsue, Tomokazu
出身:富山県砺波市(1954年生まれ)
趣味:スポーツ(今では主に観戦),ドライブ,知らないところの散策
私の研究室では,マイクロ・ナノテクノロジーをベースとし, 環境,医療,食品などの分野で使用できるバイオセンシングデバイスやシステムの開発をしていました. 2013年度〜2021年度の間,文部科学省,JSTのご支援で設置されましたCOI東北拠点の研究統括を務めました. 現在は,COI東北拠点の後継拠点である未来社会健康デザイン拠点の研究アドバイザーを務めております. 研究の第一線からは退きましたが,やり残したことを続けています.

蛇足:  通常,「末永」は「すえなが」と呼びますが,どういう訳か私の場合は「まつえ」です.私の生まれは富山県砺波市ですが, 近所には「まつえ」姓の家が数十軒あります. ルーツをたどれば面白いのかも知れません.そのうち,調べることができたら,と思っています.

略歴

1981年 東北大学大学院薬学研究科博士課程修了
  その後東北大学薬学部,米国ウイスコンシン大学,東北大学工学部, 大学院工学研究科で博士研究員,助手,助教授を経て
1999年 東北大学大学院工学研究科 教授
2003年 東北大学大学院環境科学研究科 教授
2008年 東北大学大学院環境科学研究科 副研究科長
2010年 東北大学 評議員
2010年 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(WPI-AIMR) 教授
2013年 東北大学総長特別補佐(研究担当)
2013年 COI東北拠点 研究統括
2017年 東北大学大学院環境科学研究科 教授
2019年 定年 東北大学名誉教授,東北大学イノベーション戦略推進センター 特任教授
現在 東北大学特任教授,未来社会健康デザイン拠点 研究アドバイザー

学会活動等(主なもの)

2002年 Electrochimica Acta, Editor(国際電気化学会機関誌)
2003年 表面技術協会 東北支部長
2005年 NEDOプロジェクト 採択委員会委員長
2006年 日本学術振興会 学術システムセンター研究員(PO)
2009年 電気化学会 東北支部長
2010年 JSTプロジェクト 事後評価委員会委員長
2011年 NEDO分科会 会長代理
2011年 国際電気化学会(ISE) 日本代表
2012年 JSTプロジェクト 最終評価委員会委員長
2013年 NEDOプロジェクト 技術検討委員会委員長
2014年 日本化学会 東北支部長
2014年 電気化学会 会長
2015年 日本分析化学会 理事・東北支部長
2016年 国際電気化学会(ISE) 副会長
2017年 JSTプロジェクト テーマ評価委員会委員長
2021年 JSTプロジェクト 事後評価委員会委員長