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研究内容 |
ビタミンE類の高効率回収技術の開発 トコトリエノールやトコフェロールなどのビタミンE類は、生活習慣病を予防する高い抗酸化活性をもつため健康機能物質として注目されています。しかし、これらはパームヤシや米ぬかなどごく一部の植物から搾油された油に低濃度でしか含有されていません。現在は、これらの油から100~250℃の多段階の分子蒸留とクロマト分離を用いてビタミンE類を分離回収する手法が試みられています。しかし、ビタミンE類は熱安定性が低く熱変性しやすいため、上記の方法では回収率が低いことが問題となっています。
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