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研究内容 |
植物細胞培養による有用物質生産 植物細胞による組み換えタンパク質生産は、1)無機塩と炭素源のみのシンプルな培地を用いるため、ウィルス汚染のリスクが低く安全性が高い、2)複雑なタンパク質の正確な折りたたみや翻訳後の修飾が可能である、3)大量培養が容易であり生産コストの削減が期待される、といった特長を有しています。これまでに、ヒトインターロイキンや免疫グロブリンGなど種々の薬用タンパク質の生産例が報告されています。しかし、培地中に分泌されたタンパク質が変性・分解しやすく生産性が低いことや、翻訳後の糖修飾がヒト型とは異なるため投薬時のアレルギーの一因となること、などの問題がありました。
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